ゴジラのヒットが許せない

煽るようなタイトルだったことを、最初にお詫びします。

ゴジラの最新作、ゴジラ-1.0が好評のようです。Xでそのような感想を目にしましたし、CGも良いのでしょう、きっと。この映画の監督は山崎貴氏です。そう、みなさんご存知、ドラゴンクエスト・ユアストーリーも監督されていますね。

元となったドラクエ5自体、セーブしながら何日もかけてクリアするような長いゲームでしたし、まさかエヴァンゲリオンのように4作も撮影するわけにもいかないので、はしょったり、あのような結末にするのも仕方がないことだったのでしょう。

映画にするなら、ドラクエ2ですら長いような気がしないでもありません。仲間ができて、塔から飛び降りたりロンダルキアに行ったり……案外、適正があるのは初代のドラクエかもしれませんね。中盤の山場でドラゴンと戦ったり、ゴーレムを眠らせたりで、最終的に竜王と決戦するという内容で。

なぜこんなことを言うのかといえば、任天堂がマリオやゼルダの映画化をするようになったからです。確か、どっかで任天堂の社長が(あるいは代表者が)、任天堂はゲーム企業ではなく「エンターテイメント企業」と言っていたからです。

さもありなん、最初は花札を作っていたわけですから。楽しませるためなら、ゲームだろうとカードだろうと銀幕だろうと関係ないわけです。

ドラクエもそうじゃないのか? ましてやスクエニなのだから、ゲームも据え置きやスマホで出し、映画だって作るでしょう。映画のドラクエとか、映画のFFとかだって、これからないとは言い切れません。可能性を自ら狭めるはずがないし、そんなことをスクエニがするはずがない。

コナミだったら絶対に何でも映画化してるに違いない。ゴエモンでもメタルギアでも、ときメモでも何だって映画にするに違いない。ときメモはガールズサイドかもしれんが。

というわけで、企業やブランドの可能性のためにも、スクエニさんはゲーム原作の映画化にこれからも頑張っていただきたいなと思います。マリオで成功したんだから、追い風が吹いてますよ。たぶん。

便乗かな???

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