こちらから手出ししなければ、噛まれることはなかった。ミミックと同じだ。
エンゼルスライム帽の効果を借り、レベル79以下まで経験値が三倍の効果を得ている私は、狩場を探し求めていた。メタル迷宮も良いのだが数に限りがあるし、迷宮の最奥部にいるボスから得られる経験値には199,999という限りがある。フィールド狩りに越したことはない、というわけだった。
穴場を見つけた。
迅雷の丘、グレイトドラゴンが棲息する地域ではあったが、前述の通り襲ってはこない敵だ。周辺をうろうろし、ドラゴスライムを狩っていても知らぬ存ぜぬである。ちっぽけな存在が、ちっぽけな存在を倒そうと何の痛痒もない、と言いたげだ。
現在のところ、真・災厄の王やドレアムを倒すために戦士のみLv99にし、次に共有スキルである両手剣にポイントを割り振るため、バトルマスターやまもの使いのLvを上げにかかっている。仲間モンスターのキメラも最高転生回数と最高Lvに達したので、やさい三銃士に挑戦できる日も遠くないだろう。
「でもバド強いですよww」の起源を探る!!
まえがき 黒人、ネトウヨ、エコノミックアニマル等、人種やグループをひとくくりにして差別する言葉は枚挙に暇がありません。アストルティア(ドラゴンクエスト10の世界の名)においても同様で、中でも「人間」かつ「男性」という特徴に当てはまるキャラクターは「地雷」(あまりプレイが上手くない)として槍玉に挙げられています。 人間かつ男性(以下「人間男」と呼称)の発言として有名で、かつ「地雷」であると表す言葉が「でもバド強いですよ」です。これは、ドラゴンクエスト10内の職業の一つ「バトルマスター」を、本来ならば「バト」と略すべきところを、トの音を濁らせて「バド」と間違い、かつ、本来ならばバトルマスターで戦うのに適さないモンスターに対し、この職で挑んで、発言したものとされています。 ネットミーム(インターネットを通じて広がっていく模倣)であり、象徴的な発言である「でもバド強いですよ」の源流を探りました。Google検索だけで(この時点で論文失格)。 調査方法 Googleで「期間指定」で検索し「でもバド強いですよ」が初めてネットに登場した時を探します。初めて登場した日にちを起源日とします。 1.ドラゴンクエスト10におけるバトルマスターの起源 ドラゴンクエスト10で、職業「バトルマスター」が実装されたのは2013年3月5日のアップデートからです。 この頃は まだ藤澤さんがディレクターだったんですね。 https://hiroba.dqx.jp/sc/topics/detail/1c9ac0159c94d8d0cbedc973445af2da/ このことから、まず2013年3月5日から、翌年の2014年3月5日までと期間指定し、Googleで「でもバド強いですよ」で検索しました。 出てきたのは、バドミントン関連のページだけでした。当然といえば当然です。 次に、2014年3月5日~2015年3月5日までの範囲で、同じ語句で検索しました。 やはり、バドミントン関連のページだけがヒットしました。 以下、1年刻みで「でもバド強いですよ」で検索しました。 2015.3.5~2016.3.5 該当せず 2016.3.5~2017.3.5 該当せず 20...
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