ユーモアのない太宰治

津軽地方の話である
太宰治のほうは 幾分でもユーモアがあり
他の著書もあるので たとえ心中していようとも
まずまず安心して読める

私は 安全な場所から「特殊な事例」を眺めている
それで こちら
ちょっと読んだ
この気持ち悪さは 何だろう
ウィンドウズ95の時代 文章を書き慣れていない人の
ホームページを発見してしまったような

永山則夫 死刑囚である

似たような感想の本を 私は持っている
妄想を書きつづった本である
日本語訳であり キリスト教やゾロアスター教の用語があるので
読める 読めるのだが

「書いてある文字や単語は読めるけど 意味はつかめない」

いや 前述の永山則夫の本に もっと適した形容はある
流行している 被虐待や被毒親のエッセイだ
受け入れる素地はできていたのかもしれないが……

永山則夫の時代 精神医療にどれほどの関心があっただろうか
ふと思う この時代にインターネットがあったら
永山則夫は救われていたのだろうか
それとも さらに多大な罪を犯していただろうか

ごめんなさい

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