認知症の妻を残して……

放置していたゲーム「FIREWATCH」をクリアしました。

あらすじ
若年性認知症の妻ジュリアを残し、ヘンリーは逃避するように火災監視の仕事へ応募する。周辺は自然だけ、監視塔にただ一人で日々を過ごすヘンリー。会話する相手は、無線の向こうにいる、もう一人の監視員「デリラ」だけ。二人は別の地域を担当しており、会うことはない。

山にゴミを捨てていく若者を注意するために捜したが見つからなかったり、その若者に監視塔を荒らされたりする。そんな中、ヘンリーは謎の影が自分を監視していることに気づくのだった。

フェンスと鍵つきのゲートで、山の一角は閉ざされている。業を煮やしたヘンリーは、鍵を壊すための斧を見つけるために、ボーイスカウトのキャンプ跡を目指す。
その先で見つけたのは、テントだった。その中には、ヘンリーやデリラの個人情報が書かれたファイルや、無線を傍受するための装置が置かれていた。

電波の受信装置をテントから手に入れたヘンリーは、発信音を頼りに大元を突き止めんとする。その先で彼が発見したのは、バックパックだった。中には「452号洞窟」とタグがついた鍵が。
鍵を開けて入った直後、ヘンリーは閉じ込められてしまう。彼は、出口を探して洞窟をさまようのだった。
洞窟を出た先で、ヘンリーは子供が作ったとおぼしき秘密基地を発見する。
真相。かつての火災監視員だったネッド・グッドウィンと、その息子のブライアン・グッドウィン。事故が起こり、息子のブライアンは滑落死してしまう。

父親のネッドは、どうしていいかもわからなくなり、嫌疑が自分にかかるのも恐れ、警察にも通報しなかった。そこに、ヘンリーが後釜の監視員としてやって来たのだ。気が気でなくなったネッドは、ヘンリーやデリラの監視を開始した。

そして、ヘンリーはブライアンの死体を発見する。
このゲームのグラフィックはカトゥーン調であり、露骨な描写はない。だが、それだけに死体という存在は、精神に突き刺さる。

ヘンリーは、ネッドからのカセットテープを受け取る。
火災が広がりはじめ、ヘンリーは退避する。

ヘンリーは、デリラのいる監視所に向かう。

彼女は、待っているはずだった。
想像で描いたヘンリー
その横のテキーラ
デリラがいたと示すもの
救助のヘリコプター

そしてヘンリーは帰っていく。

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