無知でも純真でもない点に好感が持てる

職業のある女性で、主婦ではない。ハーレクイン・ロマンスの主人公の条件である。なお、このゲームの主人公の職業は「執行官」だ。

児童文学ではないので、何も知らない少女である必要はないのです。夢見る少女ではいられないのです。

決して、ニャニャニャ! ネコマリオタイム第141回で紹介されていたから買ったわけではない。もっと前に購入していて、プレイするのを忘れていただけ……です。はい。

「アニメを動かせる!」という謳い文句には、怪しい臭いがぷんぷんする。「どうせトゥーンシェードの3Dでしょ?」や「クソゲーの時と永遠(トキトワ)みたいなのなんでしょ?」と言われそうではある。

ガラクタが生命を持つ世界で、反乱が起きる。執行官アンは、調査や平定(?)に乗り出す、らしい。
アンと、師のボンク。ガラクタが生きて動く世界にいる、唯一の人間らしい。

「かわいい、かわいい、かわいいでしょ~」というキャラクターデザインはしていないし、当人がかわいさを目指しているわけでもない。彼女はあくまで、職業上や平和を保つ上での危機に対して動くのみである。そこに好感が持てるし、なにより……かわぃぃぃぃぃぃ!! と思った。

歌ったり踊ったりはしないし、目が大きく描かれているわけでもないし、小娘ではなく女性であるし。
タイトル。フォー「ゴ」ットンか、フォー「ガ」ットンか、発音はどっちが正しいのか。
敬意を持って、アンが扱われていることがわかるセリフ。
「ティファニー」という名の電気スタンド。
コンセントを尻尾のように振って歩く。

まだ序盤しかプレイしていません。アンは、右手につけたグローブに「アニマ」と呼ばれるエネルギーを溜め、他の機械に注入することで動かすことができるみたいです。

「アン」つったら、グリーンゲイブルズだろぉ!? と思っていましたが、次席のアンや、銀のアンや、大関のアンぐらいにはなれるかもしれません。アン・アン? 雑誌かな?

3人目のアンが出てきたら、つまりアン×3であり、アン・アン・アンであり、とっても大好きということなのです。おあとがなんとやら。

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