Tomb Raiderを文字だけで伝えてみた!

父親と同じ考古学者の道を歩んだララ・クロフトは、父が追っていた「神秘の源」と「預言者」の謎を追い、シリアの遺跡を発掘中だった。謎の部隊の襲撃を受け、運良く撃退できたが、財宝を狙う一味の存在が明るみに出る。

所変わって、シベリア北東部。ララは、仲間のジョナと遺跡を目指していた。しかし、そこにもトリニティの魔手が迫る。ララは、トリニティの息がかかったソビエト基地に侵入する。

ララの父、クロフト卿の手伝いをしていたアナという女性は、実は敵組織「トリニティ」のスパイだった。また、幹部コンスタンティンは、アナの弟だった。アナは肺ガンを患っており、もう長くない。だからこそ、姉と弟は秘宝「神秘の源」を発見し、永遠の生命を得ようとしていた。

ララは、囚われていたジェイコブという男の助けを借り、ソビエト基地からの脱出に成功する。離れ離れになりながらも、神秘の源を追うララだった。

秘宝を追って、ララは蒸気がそこかしこから噴出する地熱谷へと踏み込む。そこを守っていたソフィアは、ジェイコブの娘だった。ララは、ソフィアとジェイコブに、自分と父の姿をダブらせる。

休む暇もなく、トリニティが地熱谷を攻撃する。「アトラス」と呼ばれる宝に、神秘の源への鍵があると知ったララは、アトラスが眠る地下へと潜っていく。

アトラスは、ソフトボール大の多面体だった。天文台に設置し、光を通すことにより、神秘の源への道を示す地図の役割を持っている。しかし、その最中にコンスタンティンからの攻撃を受け、ジョナが重傷を負ってしまう。

死を待つばかりと思われたジョナであったが、ジェイコブにより一命を取り留める。その治療は、ただ手をかざすという方法であった。いぶかしむララ。

ジェイコブの正体は「預言者」であり、永遠の命を持っていたのだった。神秘の源がトリニティの手に渡れば、どうなるかは自明だ。秘密を守るために地熱谷を守っていたのだった。

ララは、神秘の源を守るためにコンスタンティンを追う。その途上で、神秘の源により永遠の命を授かり、永遠に遺跡を守護しつづける古代の軍団を退け、同時にトリニティの兵士の相手もする。

とうとう、コンスタンティンを追い詰めたララ。姉のために行動していながらも、人を殺すことをいとわないコンスタンティンとララは戦い、コンスタンティンは死ぬ。残ったのは、アナだけだった。

アナは、神秘の源を先んじて手に入れていた。青い、人の頭ほどもある水晶の形をしている神秘の源。アナは、病に侵されたその身へとそれを使ってしまう。

ララは神秘の源を奪い返すが、これを壊してしまえば、預言者のジェイコブの命も終わってしまう。だが、同時に古代の軍団も迫る。ララは決断し、神秘の源を破壊するのだった。

軍団は消え、ジェイコブは死んだ。後にはララと、ガンに侵されたアナだけが残った。アナは、クロフト卿を「愛していた」と言う。ララは嘘だというが、アナは反論しようとする。そこで、何者かの銃弾がアナを貫く。

故郷に戻ったララ。ずっと父親のようになりたいと思っていたが、決意を新たにする。ララは、トゥームレイダーとして立つのだった。

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