DQ10とFF14の種族分布とその比較

DQ10の「アストルティア国勢調査」における2018年8月時点での種族分布である。なお「アストルティア」はDQ10の世界の名称で、FF14の「エオルゼア」に相当する。
最多は「プクリポ男」で12%である。
最少は「人間子供男」で3%である。

なお、DQ10では人間が他種族(オーガ・ウェディ・エルフ・ドワーフ・プクリポ)のいずれかに転生しているというストーリーで、進めていくと人間にも戻れるようになり、以後自由に人間か他種族の姿を選べるようになる。

なお、最初に選んだ種族の変更はできない。たとえば、人間からオーガに転生することを選んだ場合、人間↔オーガ間は姿を変えられるが、その他のウェディやエルフ等にはなれないということである。

このため、人間の割合が増えると、そのぶんだけ他種族は減るという点に留意すべきである。

人間には男女の別と、大人と子供という軸があり、人間子供男・人間子供女・人間大人男・人間子供女の四種類に分けられる。性別や体型を統合し「人間」ひとくくりにすれば、アストルティアで最多の種族である。

次に、eorzean.infoさんにあったFF14の種族分布である。


「アウラ」……アウラ。
「エレ」……エレゼン。エルフに相当。
「ヒュラ」……ヒューラン。人間に相当。
「ララ」……ララフェル。
「ミコッテ」……ミコッテ。獣耳。
「ルガ」……ルガディン。
「ヴィエラ」……ヴィエラ。FF12のフランの種族。
「ロスガル」……ロスガル。FF10のキマリの種族。

FF14は、DQ10のように人間が他種族に転生しているわけではないので一概に比較はできない。また、新たに「ヴィエラ」と「ロスガル」という種族を追加で選べるようになっている。

最多は「ミコッテ♀」の17.9%である。
最少は「ルガディン♀」の1.0%である。

両グラフを比較し、注目したのは「小さい、かわいい」種族の差である。DQ10の「プクリポ」、FF14の「ララフェル」は共に小さい種族であるが、プクリポは幾分、動物に近いデザインをしている。一方、ララフェルは人間の子供に似ている。

DQ10でプクリポの男女を合わせると21%となり、人間を除けば最多である。FF14のララフェル男女を合わせると14.8%である。

DQ10のエルフは男女を合わせると16%で、FF14のエレゼンは男女で4.8%である。

しかしながら、FF14は種族が多岐にわたり、一種族は占める割合は小さくなるので、これもまた一概にはいえない。

両グラフに共通しているのは、筋肉質で強そうな(DQ10のオーガ、FF14のルガディン)種族より、どちらかといえば「かわいい」寄りの種族(DQ10のプクリポやエルフ、FF14のアウラやミコッテ)が選ばれている点である。

結論 タルタルはかわいい
(2019.7.22に「かわいいは正義」から変更しました)


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