魔王でもホイミでもない共通要素

スマホのゲームと聞いて、何を想像されるでしょうか。課金? ガチャ? App StoreやGoogle Playでダウンロードしたのに、起動の後でまたダウンロード?

最近、スマホのドラクエゲーム3種にアップデートがありました。「星のドラゴンクエスト」「どこでもモンスターパレード(どこパレ)」「ドラゴンクエストライバルズ」です。注目したのは、その起動画面でした。


え? よくある起動画面じゃない 注意書きがあって……

それでは、他の起動画面も見てみましょう。
DQライバルズ
どこパレ

えっ? なにか違うの? しいて言えば 文言が同じことかしら

注目すべきは、まさにそこ。文言です。

ご存知のように、スクウェア・エニックスはゲームを発売こそしていますが、開発は他社で行っています。ドラゴンクエスト10は例外で、内製という言葉が使われていましたが、他は決まった開発があるわけではありません。

そのため、ブランドのゼネラル・プロデューサーとして堀井雄二氏の名前があったり、エグゼクティブ・プロデューサーとして三宅有氏がいたりします。

へえ 開発会社は違うのに 文言は同じなのね

もしやと思って、他のスマホゲームを起動してみましたが、このような文言は出ませんでした。日本のゲームの年齢制限やレーティングはCEROだったり、App StoreならApple、Google PlayならGoogleが関わっているはずですが、どうやらこの文章はドラクエ独自のようでした。

思い当たるのは、堀井雄二氏のゲーム制作に対する姿勢です。初代ドラクエの時代から、ユーザーフレンドリーであり、易しく、とっつきやすくしています。だからこそ、ここまでドラクエブランドは裾野を広げられたともいえるでしょう。

もしも、このような表示がなければ子供に安心して遊んでもらえるはずもありません。そうでなくともゲームの課金やSNSで、スマホには危険があると認識されているのですから。

やっぱり 安心して遊んでもらいたいわよね

予測が正しければ、9月12日に配信される「ドラゴンクエストウォーク」にも、同様の注意書きが冒頭に表示されるはずです。また、スマホを持って歩くゲームである以上「自動車や自転車に注意」という文章が出る可能性もあるでしょう。

大半の冒険者はスルーしてしまうにしても、あるのとないのでは安心感に差が出るでしょう。それに、もしも「こと」が起こったならば、注意喚起をしていたか、そうでないかで色々と事情が異なってくると思われます。

このような、安心への取り組みは任天堂さんに引けをとらないと、個人的に思っています。

そういえば ドラクエ10も 消費増税の後も利用券(月1000円)が据え置きで 変わらないわね。いわば課金なのだし お財布に優しいわ。

末永く遊んでもらうための努力でしょう。これだけドラクエ側が努力してくれているのだから、私たち冒険者も試されているのではないでしょうか。(おわり)


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