人間爆弾! 人間地雷!

痛いのは生きてる証拠だ! と言われるようになって久しいですが、この論法でいくと、患部があるなら切り取ってしまえ! という方法でもあり、現実的ではありません。膝をすりむいたって、脚を切断したら、そっちのほうが苦しいでしょうしね。

人類が二足歩行を初めたことにより、四足歩行では前にぶら下げるようだった頭を一番上で支えるようになり、脳の重量の増大が可能になりました。その反面「腰」という弱点を抱えることにもなってしまったのです。アスリートならば、故障や爆弾と呼ぶところです。腰痛は、人類が抱える宿痾なのです!!!

ところで、ゲームが原因になる病として最近は「ゲーム障害」が挙げられるようになりましたね。ギャンブルであれ薬物であれ、日常生活に支障が出るようになったら、なんであれ依存症なので、ゲームだけじゃないと言いたい……のですが、これもゲーム障害の一歩かもしれず、なんともやりきれません。

ましてや「ゲームだけじゃないだろ!」と言うこと自体、「他に逸らしやがって!」と言われる論拠になっているんで。まあ、ゲームでもギャンブルでも薬物でも、酒でも、仕事ですら依存症になるんですけど……。

そして、コンシューマー機のWiiが最新機種だった頃は、コントローラーを振り回すという操作によって「Wii肘」も出てきました。もっと前には、画面を注視することによる近眼や、外に出ないことによる運動不足etc……。

今回、このようなことを書いたのは、位置情報ゲーム(IngressとかポケモンGOとかDQウォークとか)をプレイしている最中に、まさに、人類の身体構造に最初から敷設されている地雷に引っかかってしまったからでした。

「背筋を伸ばして歩いたほうがいいだろー」と、ピーン! ピーン! を意識して歩いてて、家に帰ったら「こ、腰がっっ……!」になったからなのです。

なんか、Eテレで外国人の博士が、子供たちを前に動物園で講義をしていて「どうして、人間は四肢のうち一つがなくなっても、早く再生はしないか?」みたいな質問をしていました。子供のうち一人が「人間は群れで暮らして、助け合えるから」という答えをしていたのを思い出しました。

家族や他人の助けがあるとはいえ、歩けなくはないとはいえ、腰をやられるという事態は、人間にとって致死的な影響をもたらします。こんな失敗はもうないように、今度は腰をかばいながら歩こうと思います。

なんか「腰」と「再度」をかけて、ウェストサイド物語とか、踊りとかをかけようとしましたけど、できませんでした。ごめんなさい。
バトル終了時に死んでいた仲間には経験値が入らないので、まず、はぐれメタルの周囲の敵を掃討してから、ゆっくりタイガークローしました。会心が出てラッキーでした。

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