ゲームどうやって楽しむ? 3選くらい(原神)

キャラを愛でる、強敵を倒す、アイテム図鑑を完成させる。ゲームをプレイする理由は人それぞれですが、良いゲームはこれらの要素が渾然一体になっているのではないでしょうか。

そんな楽しみ方の一つに「ストーリーを味わう」があり、これに該当するのが私です。ストーリー原理主義者とでもいいましょうか。とりあえず裏ボスや図鑑はどうでもいいから、感動させてくれという立場です。

某ゲームのサブクエストでは、今まで三枚目だったキャラが実は「時空捜査エージェントだった!」という結末になっていました。過去形なのに注意。サブクエストがそれで、メインクエストのほうでは主人公が時空を超えた旅をしている最中でした。

プレイヤーから噴出した疑問は「なら、そのエージェントに全て任せておけばいいだろ!」というものでした。そのとおりだ。

もっとも、エージェントというのは三枚目キャラの空想だった、と後日説明がなされ、説明不足だったということになりました。その後で、伏線を回収するサブクエストが新たに実装され、事なきを得たというわけです。

さて、上記のクエストは某MMOであるドラゴンクエスト10についてですが(言ってしまった)、今回はまた別のゲームについて話したいと思います。長い前置きでしたね。気が短い人なら、もうドリンクとポップコーンを全部平らげてるところでしょうが。

最近はまっているのは「原神」です。ここでも、キャラ萌えというよりストーリーを味わうためにゲームをしています。内容は、違う世界から来た「旅人」となって生き別れの兄弟を探すというものですが。

原神にはマルチプレイ要素があるので、定期的にイベントが開催されています。そこで、どうにも腑に落ちないことがありましたので、ゲーム内でアンケートがあったこともきっかけとなって、ここに書いてみることにしました。
  • イベント「帰らぬソクセイ」で、フィッシュルがいる意味があまりない。占い師モナがいるだけで事足りた。だがストーリーは良かった。
  • イベント「白亜と黒龍」では、ストーリーがあってないようなものだった。「旅人である主人公はなんかすごい人だったよ」だけで、ここでもキャラの使い捨てがみられる。西風教会のロサリアが最たるもので、特に何をしているわけでもなかった。ストーリーにあまり意味がなかったので「帰らぬソクセイ」よりなお悪かった。
  • メインストーリーでも、ぽっと出のキャラを使い捨てるさまがあった。薬局の受付をしていたキョンシーの「七七」は、出てきただけで他は関わらない。だが、ガチャで排出されるプレイアブルキャラではあった。
ストーリー面はここら。次はシステム面。
  • 純水精霊が強すぎて勝てない、倒せない。このボスを倒すことでしか強化できないキャラがいるので辛い。
  • キャラのHPは増える一方だが、回復スポットである七天神像の総回復量には限界があるので、尽きてしまう。一瞬で回復できる、他のRPGでいう宿屋や他の回復場所が欲しい。だが今のところ存在しないので、回復スキルがあるキャラを使いつつ、そのスキルのクールタイムが過ぎるのを待つしかない。
  • 元素爆発の無敵時間解除直後に、硬直で敵の攻撃を食らってしまうことがある。
  • 聖遺物(アクセサリに相当)を強化する手段は、他の聖遺物を使うしかない(聖遺物用の雑鉱、良鉱、魔鉱が欲しい)※雑鉱や良鉱は、武器強化の素材のこと。
  • 敵のバリアが本当に破壊しづらい。硬すぎる。
  • 壁や崖を登攀できるが、オーバーハング(垂直を超えて、手前に張り出している形)では、つっかえて登れないことがある。ゼルダの伝説BotWでは、そうではなかったので比べてしまう。
不満ばかりになってしまって申し訳ないのですが、このくらいです。原神では樹脂(スタミナに相当)を使って曜日ダンジョンや強敵を倒し、キャラや武器の強化素材を得ます。「樹脂の総量が少ない」「樹脂の消費量が多い」「樹脂の回復速度が遅い」という不満や感想のようなものを私も持ってはいるのですが、ゲームのやめ時にもなっているので一概に悪くは言えなかったです。そんくらいです。

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