ジャングルの王者の金策を3つ挙げなさい

資本主義の世になってから、マネタイズはどの企業にとっても悩みの種となった。タイトルともなっている金策手段であるが、これは少年ジャンプに掲載されていたマンガ「ジャングルの王者ターちゃん」のことなので悪しからず。なお、3つというのは注目させるための釣り餌なので意味はない。

マンガ内の描写を見る限りでは、アフリカの観光ガイドのようであった。そのうち、金持ちの人間からは一日1000ドルをもらっていたこともある。動物を守るにも先立つものが必要なのだ。アナベベは協力してくれるかどうかわからないし。

で、マネタイズである。AUTOMATON様の記事です。

記事によると、課金額が多い人物には安く、そうではない人物には高めに金額を設定していたそうだ。あくまでテストだそうだが。

企業がサービスを続けるために集金をするのは、いつものことだ。ドラゴンクエスト10でも、コスメ要素に課金を促すために、今まで有償のプレミアコースでしか利用できなかった「妖精の姿見」という、いわゆる試着機能を無料にした経緯がある。

なお、DQウォークにも新たなマネタイズ要素が登場した。
ボタンが左から「有償限定 1日1回限定ふくびき」「1回ふくびき」「10連ふくびき」となっているが、この左のガチャ方法が最近になって登場した。それまでは、有償無償を問わずジェムが使える1回と10連のみだった。

1回の福引には300ジェムかかり、10連は3000ジェムである。左の1日1回限定は、100ジェムでガチャができる。「このくらいなら」と、手を出すプレイヤーもいることだろう。重要なのはその先で、たとえ100円程度であろうとも一度手を出してしまえば、課金へのハードルが下がることがわかっている。

いわゆる「コンプガチャ」が「絵合わせ」に該当するとして禁止されてから、しばらく時間が経つ。ガチャの内容はどんどん洗練されていき、今は凸(とつ。既に所有しているキャラが重複してガチャから出ると、さらに強くなる仕組み)や、天井(一定回数ガチャを回せば、必ず規定のキャラが出る)といった要素も仕込まれるようになった。

サービスが終わってしまっては元も子もない。生活もある。企業なら社員や、その家族や、株主を抱えている。アナベベのようにダイヤモンド鉱山を所有しているわけではないのだ。

彼らが所有しているのは、騙されやすい無知蒙昧な課金者のみである。

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