故・横井軍平の教えを実践してみた

ゲームがグラフィックだけではない、というのは周知の事実になっています。くしくも任天堂の横井軍平氏がおっしゃった「枯れた技術の水平思考」のように、たとえ使い古されたアイデアであっても、組み合わせたり違った用途を見つけ出したりすることで可能性は無限に広がるのです。2画面のゲーム機だって、遡ればゲーム&ウォッチかもしれませんし。

そんな中で注目しているのはHD-2Dです。オクトパストラベラーに用いられた、古くて懐かしいけれども新しく感じる技術ですね。他には「トライアングルストラテジー」に使われていますし、予定されているゲームは他に「ライブアライブ」と「ドラゴンクエスト3」があります。

もっと活用の幅が広がっていいと思うのですが、ここでハタと気づいたのです。「ライブアライブ」は7人の漫画家が主人公をデザインし、それぞれ異なるストーリーが楽しめます。手塚治虫がマンガの神様となってから何年が経つでしょう。ケータイの縦マンガや、ジャンプ+のような媒体などなど、まだ可能性は秘めているに違いありません。

というわけで、ライブアライブのキャラをデザインした7人の漫画家の現在を追ってみようと思いつきました。元気なのか、まだマンガは描いているのか。あの人は今!?(枯れた技術)
  • 原始編
  • 言葉が存在しないので絵文字のような表示で感情を表すのが特徴。技名も「うぉーうぉー」とか「ぼこぼこ」とかだった気がする。キャラデザは小林よしのり。
皆様がご存じのように、小林よしのり先生は元気に色々と活躍中です。最初に持ってきたほうがいいと思ったので。ゴールデンカムイについての感想を聞きたい。
  • 幕末編
  • 忍者が殿様を暗殺する。完全ステルス非殺傷を目指してもよし、全斬りを目指してもよし。キャラデザは青山剛昌先生。
語る必要なしの超有名どころ。真実はいつも一つ。映画タイトルはフリガナがいる。
  • 近未来編
  • サイキック能力を持つ不良少年が! ブリキ大王で! な話。キャラデザは島本和彦先生。
こちらも語る必要がないほど活躍していらっしゃいます。熱いぜ。
  • 現代編
  • 格ゲーをRPGに落とし込んだような作風。最強の格闘家を目指す男が戦いつつ、敵の技を覚えていくのだ。皆川亮二先生。
スプリガンとかARMSとか。スプリガンって何度もアニメ化してなかったっけ。
  • SF編
  • ロボが主人公。宇宙船のコールドスリープから目覚めた乗組員たちが、一人また一人と……そして積荷のベヒーモスも出てきてしまい……犯人は誰だ!? デザインは田村由美先生。
最近では「ミステリというなかれ(変換できない)」。他に7SEEDSやBASARA。
  • 功夫編
  • 高齢になった心山拳老師は継承者を探すために三人の弟子をとる。レイ、サモ、ユンのうち果たして選ばれるのは誰だ!? デザインは藤原芳秀先生。
「拳児」でデビューされた方。他にJESUSなど。さいとう・プロダクションにも所属されています。ソースはこちら
  • 西部編
  • 放浪のガンマンであるサンダウン・キッドはサクセズタウンに流れつく。彼を追う賞金稼ぎと、ならず者集団のクレイジーバンチ。住民の協力を得て敵の数を減らしつつ、町の平和を守るのだ! デザインは石渡治先生。
現在、競輪漫画Odds VSを連載中です。ご本人のTwitterはこちらtwitter.com/chaamuusan
  • (隠し要素編)
  • ネタバレもアレなのでhttps://dic.nicovideo.jp/a/ライブ・ア・ライブから抜粋します。
  • >宮本由香 ※
  • >※攻略本に掲載していたデフォルメイラストのみ。当時ゲーム内でドット絵を担当していたスクウェア社員で、後にyuka名義での代表作「とーとつにエジプト神」等で知られる。
  • >※デフォルメイラストのベースは、同じく当時のスタッフだった加藤清文によるドット絵から起こされたものとなっている。

結論

皆様お元気で、マンガを描き続けていました。物故とかになっていたら書くのをためらっていたかもしれないので、とりあえずは安心しています。

なお、今更当時のメンバーを集めるのも難しいということでHD-2D版のライブアライブの絵は、他の方が描かれています。HD-2Dの普及のためにもアドレスを載せておきますので、ご購入を考えられてはいかがでしょうか。

(原作ライブアライブのマンガ家の人たちにロイヤリティ少しでも入るの?)

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