1ヵ月に靴3足買う奴wwwww

スティーヴン・キングの小説「ファイアスターター」には、敵役としてインディアンの男性が登場する。その男は、木の枝に様々な種類――ナイキ、リーボック、コンバース――の靴をかけた「靴の木」を作っている。いかにもキングらしい。

そいつほどではないが、タイトルのとおりに靴を3足も買うはめになり1万円ほどが消し飛んだ。安い靴かもしれない。しれないが、苦労をわかってほしい。あまりに欲しくなって一度に3足ではなく、足に合わなかったので一つずつ買い足したのだ。
6月は久しぶりに気合いを入れてドラクエウォークをプレイし、月間30万歩を超えたので、ご覧のような有様となった。クロックスという名のあるブランドとはいえ、やはり型にはめて製造した樹脂製品では、こんなものなのか……なお、これは1万円には入れていないが、4000円くらいした。

とはいえ、大量に歩くことが証明されたわけであるし、これなら少々お高くつく良い靴を買っても理由はあるだろう、というわけで次に買ったのが6000円くらいの高級靴だった。まあ、以前履いていたYONEXは1万円を超えていたから、中の上といったところなのだろうが。

それがいけなかった。
靴屋やメーカーや、商品のために詳細は伏す。が、これがメチャ重い靴だった。サイヤ人が修行に使ってもおかしくないし、ジャンプの裏表紙の通販で売ってた、おもりが入ったアンクレットをつけているような感覚だった。

これだけならまだ救いがあったのだが、同時にメチャ靴ずれする靴だった。想像してもらいたい。一歩ごとに足がこすれ、皮がむけ、血がにじんでいくさまを。

高い買い物をしたにもかかわらず、金をドブに捨てたようなものだった。

「何度も言うが買おうか迷ってる奴は本当にやめとけ。どうしても数千円ドブに捨てたいのなら実際にドブに捨てろ。時間の浪費がないだけそっちのほうが建設的だ。」
元々あったクロックス(穴が開いた)→一足目、靴ずれする靴→二足目(写真)である。近所のホームセンターで2000円くらいで売ってた。

どうせ長距離を歩き、すぐに履きつぶすくらいなら安物でいい、というわけである。これが正解で、靴ずれはしない優良商品だった。いや、靴ずれする靴の後なら、どんな靴でも普通の機能さえあれば高級ブランドみたいなもんだが。
最後にたどり着いた答えが、ワークマンのサンダルであった。この世の全てを置いてきたひとつなぎの財宝である。980円ポッキリ。「え? クロックスとの違いは? また穴が開くんじゃないの?」と思っているかもしれないが……
靴底に補強版っぽいものがついている! これだよ! たぶん丈夫だろうし、丈夫じゃなくても980円だから……やっぱコメと靴は国産に限るな!(MADE IN CHINAの字がある。クロックスはVIETNAMだった)

スマホ用ゲーム「ドラゴンクエストウォーク」は、絶賛配信中です。

コメント