チート絶対肯定論
さて、あなたは幼少時の交通事故で、体のどこかが不自由になった。ゲームパッドの操作もままならず、スーパーマリオ1-1のクリボーで必ず死ぬ。ぶちスライムも倒せないカスだ。
ところで、このタイトルは人間を二人殺して無期懲役囚になっている美達大和の著書「死刑絶対肯定論」から取っている。
身体的な不自由なら、現在ならユニバーサルなゲームパッドも販売されているので、入力の問題は入力機器で解決できる。では、精神の問題はどうか?
言い換えるなら、精神の障害は人間のソフトウェア側の問題と解釈することができる。それは、入力機器では解決が難しい。RPG、たとえばペルソナ3とするが、最初に遭遇するアギが弱点のスライムが仮面をかぶったようなシャドウ――チュートリアル――に、わざとだが、必ず負けようとする。それだけではない。どのRPGのどんなスライムにも、必ず負けようとする。
そういった種類の人間が存在している。
オートセーブがないと不安でプレイできない。ピクセルリマスター版のFF3をやっていると、もし雑魚戦で死んでセーブ地点まで戻されたらと思うと、無個性の4人を動かすことができなくなる。
そういった精神の諸問題からくるゲーム不能を解決するのが、チートだ。HPを999にしたり、ダメージを受けないようにしたりすれば、ユニバーサルな入力機器を使うのと同様の効果を得られる。
もちろん、ネット使う対戦やMMOではやらない。
だから、私はチートを使う。触れることすらできないゲームをプレイするために。好きなように言ってください。ごめんなさい。
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