石油が意思を持った。
Xでも書きましたが、ドラクエウォークはかつて堀井雄二先生がじきじきに赤ペンを入れるほど、シナリオがアレでした。
堀井雄二先生が書き下ろしたのがエルフの女王と人間の青年の話で、人間嫌いのエルフだけど青年はいい人で……みたいな王道でした。それ以前は、なんか王道ですらないおつかい、配達みたいな話だったような気がします。
ですが最近は、シナリオにものすごくチカラが入るようになりました。一つ前のイベントは、創造神グランゼニスの娘の一人ペルセリアが人間に恋をしてしまい、怒った父がそいつに雷を落とし(物理的に)、ペルセリアが復讐のために魔王を作ろうとする、というギリシャ神話みたいな話でした。
ゲスト住んでいた星は、エネルギー源として衛星スライムを利用してしました。ですが、この星のスライムは意思のような意思もない、ただの物質でした。それが、最終的にはキバを剥いてくるとは思いもよらず……。
故郷を滅ぼされたゲストは主人公の星に予言者として現れ、衛星スライム(劇中では恐怖の大王)から守ろうとします。そのためにはスライムのエネルギーが必要なのですが、ここではスライムもまた生き物だったのです。ゲストには道具のように扱われていましたが、最終的に協力することになります。
思えば、石油も植物の化石だったわけですから神経があったって不思議ではありません。なんら電気的な反応はありませんが、もしかしたら燃え尽きる瞬間に自分の死ぐらい感じたって不思議ではないでしょう(SF)
というわけで、最後に書籍を紹介して終わります。アフィじゃないです。アフィだったとしても買わないと思いますが。
は? KIndle版なんてあるの?
あ、ノーコメントで。
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