世界的なネズミを発明した人物がお亡くなりになったのは、いつだったか……いや、テーマパークの話をしているわけではない。
ダグラス・エンゲルバート(Wikipedia)
マウスの父、ダグラス・エンゲルバート氏インタビュー(PCwatch)
デバイスのほうのマウスがなければ、私たちはいまだにコマンドを打ちこんでいただろう。GUIも生まれず、紙のコマンド表と悪戦苦闘していたはずだ。それか、トラックボールが代役となっていたかもしれない。
その人の偉大さを計る指標とは何だろう? 生涯年収? 影響を与えた人物の数? 論文が引用された回数? 数字に換算できるはずもないが、エンゲルバートとウォルト・ディズニーの比較は容易にできる。トロッコ問題を出そう。一つ選んでほしい。
- (アニメの)ネズミをこの世から消す
- (デバイスの)ネズミをこの世から消す
なんという愚問だろう! 今や、ミッキー・マウスですらPCを使って0と1から生み出されているというのに!
ディズニー、伝統の手描きアニメーションから撤退 今後数年は製作予定なし(シネマトゥデイ)
そんなわけで、長い前置きだったが新しいコントローラーを買ってきたのだ。X(旧Twitter)にも上げたが。
今までずっとプレステ風のスティックだったので、Xboxスタイルが新鮮に感じる。ただ、主な用途がコマンドRPGなので(ドラクエ10)十字キーで色々と選択する形だ。だから、左の親指をいちいちスティックから移動させるのは、少し手間だったりする。
XboxスタイルはLTで構えてRTで撃つという、FPS向きではないのだろうか。移動しつつ右スティックでカメラを変えるのだから。
以前、IGNかAUTOMATONみたいなゲームメディアで、ゲームパッドについての記事を読んだような気がする。
「なぜ、こんなにも多重で間接的な方法を取らなければならないのか。私たちは脳からの指令で手を動かし、それがゲームパッドのボタンを押す。電子的な神経を通じてコンピューターに操作が入力され、マスターチーフやドゥームスレイヤーは腕を動かし、その先にある銃を構え、引き金を引き……」
といった具合だ。確かに、私たちプレイヤーは遠隔操作でゲーム内の主人公を動かしているのだが、いつも思い通りになるとは限らない。しかし、別にヘッドショットが決まらなくとも、娯楽なので特に問題はない。リアルな人間の命には関わらないのだ。
意のままにキャラクターを動かせるようにするには、熟練の他、脳に直結するぐらいしか選択肢はないだろう。流行しているライトノベルのように。その時にはもう、人々は「手に持って動かしてたってwwwww」みたいに笑うはずだ。私たちが「蒸気船おっそwww」と思うように。
以下、色々と羅列して終わる。
- 『エルデンリング』を“脳波”で操作するプレイヤー現る。魔術に必要なのは科学(AUTOMATON)
- 重度障がい者×視線入力+ニンテンドースイッチat.Myself
- ↑に出てきたコントローラ(HORI)
- 【伝説の周辺機器】パックス パワーグローブで遊んでみた!! ~名作 ファミコン ソフト3本を遊んだら、心をバッキバキに折られた~ レトロゲーム 任天堂 PAX POWER GLOVE パックスのしわざ(ソマリ・チャンネル - SOMARI CHANNEL-)
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