苦労と攻略のはざまで(お宝の写真)

違うキャラで同じ場所を指定されたことも以前にはありましたが……
やや湾曲した橋、のたもと? あーあそこか! 日本橋みたいなとこでしょ?
意味ありげなサボテン、地面から突き出した岩……メキシコだな!
奥に見える桜、流れる川……必要なのはシャベルより、ブルーシートと酒だー!

それぞれを掘ってみると、共通していたのは「ちいさなメダル」と「紫の錬金石」。キャラごとにもらえたのは「ナイトメアリーフ」「炎魔の焼け石」「とこしえの虹」でした。こんなもんかもしれませんね。

問題にしたいのは、もっと他のことでした。今回は仲間を募集せずソロでお宝の写真を掘ったのですが、きっと「場所◯」とか「場所特定済み」とかで募集されていたのではないでしょうか。

エンドコンテンツに挑戦もせず、ストーリー目当てでドラクエ10を遊んでいる身として申し上げるのもはばかられるのですが、ゲームの定義を考えてしまいます。みんなでわいわいやれればいいし、わいわいやるのがネットゲームの醍醐味だとも思います。第一、ドラゴンクエストというブランド自体「頑張れば誰でもクリアできる」のですから。

前もってわかっているところに行って、掘って、アイテムもらって「おつかれさまでした」。解散。

NHKのドキュメンタリーで、堀井雄二先生がDQ11を作っている様子を放送していました。過去の氏の発言でも「しめちゃおうとする」とおっしゃっており、ゲーム開発者は、ややもすれば難しい、難しいという方向にゲームを作りがちと言っていたのです。ユーザーフレンドリーなドラクエが人気になったのも当然です。

ドラクエ11でも、主人公ですらオート戦闘にできたり、レベルアップで全回復したり、キャンプがそこかしこにあったりと至れりつくせりでした。

ドキュメンタリーで、開発者の一人が作った迷いやすい構造のダンジョンに対し、堀井先生は疑義を呈していました。

きっと、バランスの問題なのだと思います。難しすぎてはだめだし、易しくしすぎれば攻略してる感がないし……自分が何を言いたいのか、わからなくなってきた。

とにかく、今回のお宝の写真は私は一人でプレイしました。ぐらいです。



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