バランワンダーランドと同程度のゲーム(クリア済)

望みを断たれたと思っていた作品の続編が出た! となれば、狂喜乱舞してもおかしくありません。最近の例では、ファミコンで発売されて以来、音沙汰がなかった「月風魔伝」の新作が出たりしましたね。

「ダークソウル」や「SEKIRO」で有名なフロムソフトウェアの名前が、何かの拍子でTwitterで流行になると同時に、トレンドには「アーマードコア」というロボットゲームの名前が挙がります。

メーカーこそ違いますが、同じロボットゲームとして「フロントミッション」というシリーズがあります。二足歩行兵器wanzer(発音はヴァンツァー。独語で二足歩行を示すwander、ヴァンダーと戦車を表すpanzer、パンツァーを組み合わせた造語)に乗り、戦うゲームです。

久しく関連作品を見ていなかった人間にとって、同じ世界観を舞台とした「LEFT ALIVE」が発表になった瞬間は、たまらないものがありました。

そう、あまりに難易度が高く、Metacriticで37点を取るまでは……

ちなみに、同程度のスコアにあるのは最近のゲームでは

「バランワンダーランド」

「ナルト疾風伝」

……などがありました。ちょっと落ち着こう。
クリアしたんやで。一生懸命にクリアしたんやで。ファンだから。

肝心のゲーム内容ですが、ルテニア共和国に突如として隣国ガルモーニヤが進軍。都市ノヴォスラヴァが戦火に包まれる中、新米ヴァンツァーパイロットのミハイルや、失踪事件を追う警官オリガ、処刑されたはずの解放戦線のレオニード(上記画像の人)が生き残るためなんやかんや、でもその裏側には陰謀が……というものです。ストーリーはね。

システム的なことをいえば、ステルスゲームです。一番近いのは、大変失礼ながらもThe Last of Usかな(こちらのスコアは95点でした。すごいですね)

敵は多く、こちらは一人。うまく隠れつつ、時にはやり過ごし、不意打ちし、罠にはめたりしながら生き残りを図ります。周辺には素材が散らばっているので、爆発物をクラフトしたり、空き缶を投げて注意を他に引きつけたりしながら、という攻略の仕方です。

最初にプレイして印象に残ったのは、やっぱり……難易度ですかね。ノーマルかイージーだったはずなんですが、最初のステージで3~4回は死んだ覚えがあります。他のステルスゲーム、たとえば「メタルギア」なんかでは発見時に、緊張感のある専用の音楽が流れたりしますが、レフトアライブも然りでした。

よく難しいゲームを「トラウマ」と表現するのがネットでは見かけられますが、医学的に言えばどーなのか。しかしながら、私はもうこの被発見音楽を聞くだけで気分が落ち込むようになりました。つれぇわ。

その他に、逃げ遅れた一般市民をシェルターに誘導したりするサブイベントとか、もちろんヴァンツァーに乗れたりとかするんですが、やっぱりつれぇかったです。

アイテムとかマップ等のメニュー画面を開いても時間が止まらない仕様なので、クラフトの最中に襲われたりします。ステージ構成は、地下道があったり建物内を通り抜けたりできるんですが、大抵は瓦礫や炎なんかで行き止まりがあるので、順路は定まっています。

よくドットの2Dゲームで「柵ぐらい乗り越えろよ! 大人だろ!」と言いたくなることはあったのですが、こちらの場合は「どーせ行き止まりなんだろ。わかってんだからな」でした。あーもー。

どうしたらいいかな。悪口しか言ってないですね、これでは。ああ、そうだそうだ。
ヴァンツァーはかっこよかったです。土ぼこりのような、全体的に少し色あせたキャラや背景も良かったかと。

(ブレスオブファイア6を見た人の気持ちがわかっちゃた……)

コメント