子供に「課金したい」と言われた親御さん

業務用VS家庭用が勝負をすれば、結果は明白です。とはいっても、アーケードゲームとコンシューマーゲームのことではありません。

昨今のゲーム開発においては、スタッフの経験や感覚のみならず、科学的な知見によって内容を組み立てています。一例としては、ガチャに使うクーポン(とでも言うべきか)をサービスしユーザーを呼び込み、定期的に復刻を行ったりコラボを行ったりするものが挙げられます。

また、脳波を測定し、プレイヤーの感情をフィードバックして開発に活かす場合もあります。もう検索しても出てこないのですが、確かショッピングモールでゾンビと戦うゲームか何かで、それが利用されているような記事を見た覚えがあります。違っていたら申し訳ないのですが。

参考までに(PDFファイル)
プレイヤーの脳波分析によるリズムゲームのレベル設計支援

ゲームを開発しているのはプロ集団であり、言わば業務(用)です。ただの素人である我々が勝てる道理などありません。だからこそ、せめても知識を持ち、上手にストレスを与えてお金を払うように導線を作ってあるのだと時々は思い出しつつプレイしなければなりません。

売れば終わりの買い切り型のソフトならばいざ知らず、現在はGame as a Serviceと言われるように、もはやアミューズメント施設のように、あの手この手で楽しませる一種の業態なのです。

このようなことを考えたのも、スマホアプリの「DQウォーク」で毎週末に開催される「週末メタルダンジョン」というイベントで、経験値を沢山もらえるメタル系のモンスターに逃げられ、悔しい思いをしたからです。

相手がプロ集団であることを意識しなければ、そのまま際限のない課金へと突き進んでいたかもしれません。

昨日の記事とも関連しています。
功利は、あらゆる道徳問題に対する究極の決意基準である。 

 

ミル 「自由論」)  
https://oyobi.com/maxim01/14.html

 

 

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